PDF No Save HTMLモード・FAQ


  1. Adobe Readerがインストールされていない環境のユーザー(サイト訪問者)がアクセスした場合、どうなりますか?
  2. Adobe Readerの設定で、「PDFをブラウザに表示」のチェックを外している設定にしているユーザー(サイト訪問者)がアクセスした場合、どうなりますか?
  3. Adobe Reader以外のPDFビューアでPDFファイルを閲覧するように設定しているユーザー(サイト訪問者)がアクセスした場合、どうなりますか?
  4. プラグインチェック・バージョンチェック用のプログラムをカスタマイズしたいのですが、どのようにできますか?
  5. プラグインチェック・バージョンチェック用のプログラムをカスタマイズしたいのですが、自分ではできません。具体的には、ブラウザを問わず、Adobe Reader 8以上のアクセスに限定したいのですが、どうしたらいいでしょうか?
  6. ユーザーの中に、Adobe Readerの7.0.0を使っているユーザーがいますが、どのようにすれば7.1にアップグレードできますか?(事情により、8.1.xや9.1にはアップグレードできません。)

1.Adobe Readerがインストールされていない環境のユーザー(サイト訪問者)がアクセスした場合、どうなりますか?
プラグインチェック・バージョンチェック用により、Adobe Reader 5以上(ブラウザによって多少の違いがあります。)がインストールされていなければ、エラーメッセージ表示後、プラグインのダウンロードページに誘導します。

必要なプラグインがインストールされていない場合のエラーメッセージや、その誘導ページは、JavaScriptの知識をお持ちでしたら、ご自身でカスタマイズしていただくことも可能です。

2.Adobe Readerの設定で、「PDFをブラウザに表示」のチェックを外している設定にしているユーザー(サイト訪問者)がアクセスした場合、どうなりますか?
プラグインチェック・バージョンチェック用により、Adobe Reader 5以上(ブラウザによって多少の違いがあります。)がインストールされていない場合と同じflag(フラグ・目印)がプログラム上立ちます。プログラムでは、最初から全くインストールされていないのか、それとも、このように「PDFをブラウザに表示」の設定を外しているのか、区別できませんが、デフォルトのエラーメッセージでは、その両方の可能性を示唆する内容にしてあります。

ですから、ユーザー(サイト訪問者)がこの「PDFをブラウザに表示」のチェックを外すことにより、「(ブラウザ内ではなく)Adobe Reader内でPDFファイルを表示させることができ、ファイルも保存できてしまう」という「裏技?」は、「PDF No Save」HTMLモードには通用しません。Adobe Readerが起動する前に、プラグインのインストールページにリダイレクト(転送)されます。

なお、「PDFをブラウザに表示」の設定を元に戻す方法につきましては、
●[225368]PDF ファイルを表示するための Windows 版 Internet Explorer の設定 (Acrobat 7.0)
http://www.adobe.com/jp/support/kb/ts/225/ts_225368_ja-jp.html

などを御参照ください。

3.Adobe Reader以外のPDFビューアでPDFファイルを閲覧するように設定しているユーザー(サイト訪問者)がアクセスした場合、どうなりますか?
少なくともAdobe Readerを全くインストールしていないユーザーがアクセスできるということはありません。仮に、「Adobe Readerはインストールしていないけれど、他のPDFビューアはインストールしている」という環境のユーザーが「PDF No Save」HTMLモードで作成したサイトにアクセスした場合、ユーザーはAdobe Readerのプラグイン・ダウンロードページに誘導されることになります。

Adobe Readerにプラスして、それ以外のPDFビューアをインストールしているユーザーであっても、Windows版IEを使っている場合には、必ず、Adobe Readerでユーザーが閲覧することのみを許可するように設定してあります。

Windows版IE以外のブラウザでアクセスした場合、特定のPDFビューアのプラグインを使って閲覧することを強要する手段(HTML/JavaScript)は見つかっていませんが、ブラウザ内でPDFの表示を可能とするビューア・プラグインは、Adobe Readerを除いて、Foxit Readerしか弊社では把握していませんが、Foxit Readerの場合、Adobe ReaderとのFirefox内での共存はできないです。HTMLモードのバージョンチェックにより、Adobe Reader用のプラグインがなければ無料件でエラーになりますので、結論として、その他のPDFビューアでの閲覧はほぼ無理だと考えています。


4.プラグインチェック・バージョンチェック用のプログラムをカスタマイズしたいのですが、どのようにできますか?
Bコースであれば、「バージョンチェック用JavaScriptのエラーメッセージ・カスタマイズ(上級者用メニュー)」というメニューを御利用いただければ、細かくカスタマイズしていただけます。Aコースの方もJavaScriptの知識をお持ちであれば、vcheck.js(ファイル名はお客様が設定されたもの。)の中の日本語部分やURL部分を手動でカスタマイズしていただくことで不可能ではないです。

5.プラグインチェック・バージョンチェック用のプログラムをカスタマイズしたいのですが、自分ではできません。具体的には、ブラウザを問わず、Adobe Reader 8以上のアクセスに限定したいのですが、どうしたらいいでしょうか?
有料になるかもしれませんが、サポートで対応させていただくことが可能かもしれません。一度、お問い合わせください。

  


6.ユーザーの中に、Adobe Readerの7.0.0を使っているユーザーがいますが、どのようにすれば7.1にアップグレードできますか?(事情により、8.1.xや9.1にはアップグレードできません。)
● Windows版Acrobat Professionalの場合。
http://www.adobe.com/support/downloads/detail.jsp?ftpID=3948
(説明ページは英語ですが、multilingualなファイルです。)

● Windows版Acrobat Standardの場合。
http://www.adobe.com/support/downloads/detail.jsp?ftpID=3947
(説明ページは英語ですが、multilingualなファイルです。)

● Windows版Adobe Readerの場合。
http://get.adobe.com/jp/reader/otherversions/
(VistaやXP SP3を選ぶと7.1.0は表示されません。XP SP2の場合は2009年5月12日現在は表示されます。)


● Mac版Acrobat Professionalの場合。
http://www.adobe.com/support/downloads/detail.jsp?ftpID=3951
(説明ページは英語ですが、multilingualなファイルです。)

● Mac版Acrobat Standardの場合。
http://www.adobe.com/support/downloads/detail.jsp?ftpID=3950
(説明ページは英語ですが、multilingualなファイルです。)

● Mac版Adobe Readerの場合。
http://get.adobe.com/jp/reader/otherversions/
(Mac OS PowerPC 10.2.8-10.4.10を選んでください。2009年5月12日現在は7.1.0が表示されます。)