1. HTMLモードを併用せずに、AJモード単独での利用を考えています。Google Chromeユーザーの場合でもAdobe Readerで閲覧するようにさせたいのですが、ユーザーにどのように設定させればいいのでしょうか?![]() ![]() ![]() なお、Chrome PDF Viewerでアクセスされた時にエラーにする設定の場合、デフォルトのメッセージは、 ![]() Google Chrome内蔵のChrome PDF Viewerでは表示できません。Windowsユーザーの方は、Internet ExplorerかFirefoxでアクセスしてください。Macユーザーの方は、Safari + Adobe Readerでアクセスしてください。 のようになっています。 Windows版Google Chromeの場合は、Google Chromeを使っていただきだきつつ、上記の方法でChrome PDF Viewerを無効にして、かつ、Adobe® Readerを有効にしていただければOKなのですが、その方法をアラート形式の短い言葉だけで説明するのは難しいため、「IEもしくはFirefoxでアクセスしてください。」というエラーメッセージにしてあります。 また、Mac版Google Chromeの場合は、Mac版Adobe Readerが対応していないため、Mac版Adobe Readerが唯一対応しているMac版Safariでアクセスしていただく必要があるため、デフォルトのエラーメッセージはそのようになっています。 ![]() 2.PrintScreenキー対策をしたいのですが、Google Chromeもサポートしたい場合、AJモードの設定はどのようにすべきですか?
「Chrome PDF Viewerでの閲覧も許可する。」という設定を選んでください。また、「Chrome PDF Viewerの場合でも、パスのチェックを厳密に行う。(バージョン14以下の場合は、パスが正しくてもエラーになり、コンテンツを表示できません。)」の設定を御利用いただくことをお勧めします。ご注意点としましては、Chrome PDF Viewerでの閲覧を許可する設定を有効にされますと、「(機能強化) 保存対策をさらに強化する。」という機能を利用できなくなります(トレードオフの関係になっています)。
両機能ともできるだけ使うためには、設定を2通りしていただき、IEやFirefox用のPDFファイルとGoogle Chrome用のPDFファイルの2種類作成していただくことになります。ブラウザを選別してファイルを表示させるようにするためには、HTMLモードの有料オプションであるキャッシュ対策もしくはURLコンバーターをご利用いただくことが条件になりますが、技術的には可能です。詳細はサポートに御相談ください。 ![]() 3.「Chrome PDF Viewerでの閲覧も許可する。」を選択すると、「(機能強化) 保存対策をさらに強化する。」が使えません。これは痛いです。
HTMLモードを併用していただくことが最も有効な対策になろうかと思います。「(機能強化) 保存対策をさらに強化する。」は元々、HTMLモードと併用されている場合には絶対的に必要な機能ではありません。また、HTMLモードと併用されていて、HTMLモードの有料オプションであるキャッシュ対策もしくはURLコンバーターをご利用いただいた場合、ブラウザを判別することで、IEやFirefox用のPDFファイル(「(機能強化) 保存対策をさらに強化する。」付き。)とGoogle Chrome用のPDFファイル(「Chrome PDF Viewerでの閲覧も許可する。」を有効にして、「(機能強化) 保存対策をさらに強化する。」は利用しないで作成したファイル。)の2種類を分けて読み込ませることが技術的には可能です。
また、ユーザーにブラウザの設定を変更してもらう作業が必要になり、敷居が高いですが、イントラネットなどでご利用で、それが可能な場合は、原則どおり、「Adobe Readerのみを許可する」設定にしていただくのが宜しいかと思います。 詳細はサポートに御相談ください。AJモード単独でも、ブラウザごとに違うファイルを表示するように設定していただく方法もなくはないです(要相談。有料でのサービス)。 ![]() 4. PrintScreenキー対策をしたいのですが、Google Chromeもサポートしたい場合、Google Chromeユーザー側の設定はどのようにしてもらうべきですか?
基本的に、Google Chromeバージョン8以上では、Chrome PDF Viewerが有効になっています。これは、Adobe® Readerがインストールされている場合も同じです。つまり、ユーザーがわざわざ、Chrome PDF Viewerを有効にして、「かつ」、Adobe® Readerを無効にしていない限り、Adobe® Readerで閲覧されていることはありません。
PrintScreenキー対策(HTMLモードの有料オプション。)の場合、「Google Chrome + Adobe® Reader」の組み合わせでは動作しないため、エラーページに転送されることになります。ですから、「Google Chrome+Chrome PDF Viewer」の組み合わせでアクセスしていただく必要がありますので、もし、ユーザーがChrome PDF Viewerを無効にしている場合(Chromeユーザー全体の5%ほどしかいません。)は、それを有効にしてもらい、「かつ」、Adobe® Readerを有効にしているならば、そちらを無効にしていただく設定が必要です。設定方法は、HTMLモードのFAQをご参照ください。 ![]() 5. 印刷を許可する設定にする必要があります。その場合、「(機能強化) 保存対策をさらに強化する。」という機能はどちらにしても利用できないことになりますから、HTMLモードを併用せず、AJモード単独で利用している場合でも、Google Chromeを許可することによるデメリットはないですね?
はい、そうなりますね。強いて言うのであれば、Chrome PDF Viewerの仕様はかなり頻繁に変わるため(Google Chromeのバグを含む)、もしかすると将来きちんと動作しなくなるゼロではないため、そのような危険性を重視し、かつ、ブラウザを制限できるのであれば、対象外のままにされた方がいいかもしれません。(定期的にGoogle Chromeでのテストをしていただいたり、当サイトのこのFAQのページで更新情報がないかご確認いただけましたらと思います。)
![]() 6. Google Chromeで、URLが合っているにもかかわらず、エラーメッセージが表示されます。どのようなことが考えられますか?
いろいろな可能性が考えられます。
①基本的に、Google Chromeバージョン8(2010年12月リリース。)以上では、Chrome PDF Viewerが有効になっています。AJモードのver1.19a(11年1月17日リリース以降)でChrome PDF Viewerでの閲覧を許可する設定がはじめて追加されましたので、それ以前のバージョンで作成されたPDFファイルは、Google Chromeでアクセスすると、ユーザーがAdobe ReaderではなくChrome PDF ViewerでPDFファイルが表示されていることに気づき、Adobe Readerを有効にする設定をしなければならないことに気づいてくれない限り、このようなトラブルが生じます。大変お手数ですが、Google Chromeのサポートがクリティカルな場合は、有償アップデートをご検討の上、サポートにお問い合わせください。 ②Google Chromeでは、11年10月末にバージョン15をリリースしましたが、その際に、PDFファイルのURLをやっとまともにチェック可能な状態になりました。その関係で、11年11月30日以前にリリースしたAJモード(バージョン1.21以下)では、古いバージョンのChromeの仕様に合わせているため、動作しなくなっています。本機能をご利用の際に読んでいただいたであろう御注意がきにありますように、Google ChromeのAcrobat JavaScriptは進化の途上であり、或る程度予想された事態であったとは言え、大変申し訳なく思います。バージョン1.19a以降をご利用のお客様で、Google Chromeへの対応を理由にアップデートが必要な場合は、無償サポート期間終了後6ヶ月以内であれば無償でアップデート対応させていただきたいと思いますので、会社名・ご利用のバージョンを明記の上、サポートにご連絡ください。 ③AJモードのバージョン1.22a(2011年12月1日リリース)以降を御利用にもかかわらず、「Google Chromeでアクセスしている場合に限り、URLが正しいにもかかわらず、エラーメッセージが表示される」という現象がある場合は、以下の可能性が考えられます。
![]() 7. Google Chromeでアクセスすると、「このPDF文書の一部を表示できませんでした。Adobe Readerで開きますか? いいえ・はい」と表示されます。 ![]() このエラーメッセージを見る場合は、AJモード加工前のオリジナルのファイルの場合は、そのようなエラーメッセージが出ないかをまずは、ご確認ください。もし、加工前のファイルでは上記のようなエラーメッセージが表示されないのにもかかわらず、加工後のファイルでのみエラーメッセージが表示される場合は、サポートに御相談ください。 加工前からエラーが出ている場合は、Acrobatなど信頼の置ける製品を使ってPDFファイルを最適化するようにしてください。それだけで、どのようなPDFビューアでも正常に開くことの出来るファイルにすることが可能な場合があります。 |